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登録販売者試験対策合格NAVI

2012年度 鳥取県 島根県 岡山県 広島県 山口県 登録販売者試験
午後 3章 主な医薬品とその作用

(第1問)
かぜ薬に関する記述について、正しいものはどれか。

番号解答
かぜ薬は、ウイルスの増殖を抑えたり、体内から取り除くことで、かぜの諸症状の緩和を図るものである。
かぜ薬は、通常、複数の有効成分が配合されている。
かぜ薬に配合される鎮咳成分であるノスカピンについては、依存性があることに留意する必要がある。
かぜの時に消耗しやすいビタミンCの補給を目的として、リボフラビンが配合されている場合がある。
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(第2問)
かぜ薬に配合される成分に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。

a) サリチルアミド、アセトアミノフェンについては、15歳未満の小児で水痘(水疱瘡)又はインフルエンザにかかっているときは使用を避ける必要がある。

b) 抗コリン作用によって鼻汁分泌を抑えることを目的として、ベラドンナ総アルカロイドやヨウ化イソプロパミドが配合されている場合がある。

c) 塩酸メチルエフェドリン(メチルエフェドリン塩酸塩)と同様の作用を示す生薬成分として、ゲンチアナが配合されている場合がある。

d) ブロメラインは、血液凝固異常(出血傾向)の症状がある人では、出血傾向を悪化させるおそれがある。

番号abcd
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(第3問)
かぜ薬に配合されるグリチルリチン酸二カリウムの作用本体であるグリチルリチン酸に関する記述について、正しいものの組み合わせはどれか。

a) 化学構造が非ステロイド性抗炎症成分と類似しているところにより、抗炎症作用を示すと考えられている。

b) グリチルリチン酸を大量に摂取すると、偽アルドステロン症を生じるおそれがある。

c) 1日最大服用量がグリチルリチン酸として40mg以上となる製品については、高齢者、むくみのある人、心臓病、腎臓病又は高血圧の診断を受けた人であるか否かによらず、長期連用を避けることとされている。

d) グリチルリチン酸を含む生薬成分として、オウバクが配合されている場合がある。

番号解答
( a , b )
( a , d )
( b , c )
( c , d )
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(第4問)
かぜ薬に配合される成分に関する記述について、正しいものはどれか。

番号解答
塩酸ブロムヘキシン(ブロムヘキシン塩酸塩)は蛋白質分解酵素で、体内で産生される炎症物質(起炎性ポリペプタイド)を分解する作用を示す。
塩化リゾチーム(リゾチーム塩酸塩)は、牛乳から抽出した蛋白質であるため、乳アレルギーがある人では、塩化リゾチーム(リゾチーム塩酸塩)を含有する医薬品によるアレルギーの既往がある人と同様、使用を避ける必要がある。
葛根湯(かっこんとう)は、構成生薬としてカンゾウ及びマオウを含む。
トラネキサム酸は鼻粘膜や喉の炎症を生じた組織の修復に寄与するほか、痰の粘りけを弱め、また、気道粘膜の線毛運動を促進させて痰の排出を容易にする作用を 示すとされる。
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(第5問)
以下の漢方処方製剤のうち、かぜの症状の緩和に用いられるものはどれか。

番号解答
牛車腎気丸(ごしゃじんきがん)
麻子仁丸(ましにんがん)
柴胡桂枝湯(さいこけいしとう)
温経湯(うんけいとう)
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(第6問)
以下のかぜ薬に配合される成分のうち、解熱鎮痛成分の鎮痛作用を助けることを目的として配合され、依存性があるものはどれか。

番号解答
リン酸ジヒドロコデイン(ジヒドロコデインリン酸塩)
塩酸プソイドエフェドリン(プソイドエフェドリン塩酸塩)
アリルイソプロピルアセチル尿素
アセトアミノフェン
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(第7問)
解熱鎮痛薬に関する記述について、正しいものの組み合わせはどれか。

a) アセトアミノフェンは、体の各部(末梢)での痛みや炎症反応に対しては、局所のプロスタグランジンの産生を抑える働きにより、それらを鎮める効果をもたらすとされる。

b) まれに重篤な副作用として見られる『アスピリン喘息』は、アスピリン特有の副作用で、他の解熱鎮痛成分では生じない。

c) 月経痛(生理痛)は、月経そのものが起こる過程にプロスタグランジンが関わっていることから、解熱鎮痛薬の効果・効能に含まれている。

d) プロスタグランジンには、胃酸の分泌を調節する働きや、胃腸粘膜の保護に寄与する働きもあり、これらの働きが解熱鎮痛成分によって妨げられると胃酸の分泌が増し、また、胃壁の血流量が低下することにつながる。

番号解答
( a , b )
( a , d )
( b , c )
( c , d )
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(第8問)
解熱鎮痛成分に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。

a) アスピリン(アスピリンアルミニウムを含む。)には血液を凝固させる作用がある。

b) エテンザミドは、他の解熱鎮痛成分と組み合わせて配合されることが多く、アセトアミノフェン、カフェイン、エテンザミドの組合せは、それぞれの頭文字から「ACE処方」と呼ばれている。

c) アスピリン(アスピリンアルミニウムを含む。)、アセトアミノフェンについては、一般用医薬品では、小児(15歳未満)に対してはいかなる場合も使用しないこととなっている。

d) イブプロフェンは、アスピリンに比べて胃腸への影響が少なく、抗炎症作用も示す。

番号abcd
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(第9問)
メトカルバモールに関する記述について、正しいものはどれか。

番号解答
解熱鎮痛成分による胃腸障害を低減させることを目的として、解熱鎮痛薬に配合されている場合がある。
中枢神経系を刺激して頭をすっきりさせたり、疲労感・倦怠感を和らげる作用を示す。
内耳にある前庭と脳を結ぶ神経(前庭神経)の調節作用のほか、内耳への血流を改善する作用を示す。
骨格筋の緊張に関与する中枢神経系(脊髄)の刺激反射を抑える作用を示し、いわゆる「筋肉のこり」を和らげることを目的として使用される。
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(第10問)
鎮暈薬(乗物酔い防止薬)に関する記述について、正しいものはどれか。

番号解答
塩酸ジフェニドール(ジフェニドール塩酸塩)は、専ら乗物酔い防止薬に配合される抗コリン成分である。
臭化水素酸スコポラミン(スコポラミン臭化水素酸塩)は、胃粘膜への麻酔作用によって嘔吐刺激を和らげ、乗物酔いに伴う吐き気を抑えることを目的として配合される。
抗ヒスタミン成分、抗コリン成分による眠気を解消するために、カフェインが配合されることがある。
乗物酔い防止薬に3歳未満の乳幼児向けの製品はない。
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(第11問)
以下の医薬品の成分のうち、鎮咳作用を示すものはどれか。

番号解答
アズレンスルホン酸ナトリウム
ヒベンズ酸チペピジン(チペピジンヒベンズ酸塩)
タンニン酸アルブミン
パルミチン酸レチノール
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(第12問)
鎮咳去痰薬に配合される成分と配合目的に関する記述について、正しいものの組み合わせはどれか。

a) 成分:ノスカピン
 配合目的:口腔・咽頭の殺菌消毒

b) 成分:グアイフェネシン
 配合目的:気道粘膜からの分泌を促進する

c) 成分:塩化セチルピリジニウム
 配合目的:中枢神経系に作用して咳を抑える

d) 成分:塩化リゾチーム
 配合目的:気道の炎症を和らげる

番号解答
( a , b )
( a , c )
( b , d )
( c , d )
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(第13問)
鎮咳・去痰成分に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。

a) リン酸ジヒドロコデイン(ジヒドロコデインリン酸塩)は、依存性がある成分であり、交感神経系を刺激して気管支を拡張させる作用を示す。

b) 自律神経系を介さずに気管支の平滑筋に直接作用して弛緩させ、気管支を拡張させる成分として、ジプロフィリン等のキサンチン系成分がある。

c) 臭化水素酸デキストロメトルファン(デキストロメトルファン臭化水素酸塩)は、痰の中の粘性蛋白質に作用してその粘りけを減少させる作用を示す。

d) 咳や喘息、気道の炎症は、アレルギーに起因することがあり、鎮咳成分や気管支拡張成分、抗炎症成分の働きを助ける目的で、塩酸トリメトキノール(トリメトキノール塩酸塩)等の抗コリン成分が配合されている場合がある。

番号abcd
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(第14問)
以下の鎮咳去痰薬に配合される生薬成分のうち、バラ科のアンズの種子を用いた生薬で、体内で分解されて生じた代謝物の一部が延髄の呼吸中枢、咳嗽中枢を鎮静させる作用を示すとされるものはどれか。

番号解答
ケツメイシ
ボウイ
キョウニン
キキョウ
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(第15問)
口腔咽喉薬・含嗽薬に関する記述について、誤っているものはどれか。

番号解答
含嗽薬は、調製した濃度が濃すぎても薄すぎても効果が十分得られない。
含嗽薬の使用後すぐに食事を摂ると、殺菌消毒効果が薄れやすい。
喉の粘膜を殺菌・消毒する成分として、グリセリンが配合されている場合がある。
咽頭の粘膜に付着したアレルゲンによる喉の不快感等を鎮めることを目的として、口腔咽喉薬に抗ヒスタミン成分が配合されている場合、鎮咳去痰薬のように、咳に対する薬効を標榜することは出来ない。
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(第16問)
胃腸薬に配合される成分と配合目的に関する記述について、正しいものの組み合わせはどれか。

a) 成分:ロートエキス
 配合目的:利胆作用により消化を助ける

b) 成分:アルジオキサ
 配合目的:胃粘膜の保護・修復

c) 成分:炭酸水素ナトリウム
 配合目的:中和反応によって胃酸の働きを弱める

d) 成分:ウルソデオキシコール酸
 配合目的:過剰な胃液の分泌を抑える

番号解答
( a , b )
( a , d )
( b , c )
( c , d )
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(第17問)
胃の薬に配合される成分に関する以下の記述について、(  )の中に入れるべき字句の正しい組み合わせはどれか。なお、同じ記号の(  )内には同じ字句が入る。

 アルジオキサは、( a )を含む成分であるため、透析治療を受けている人では使用を避ける必要がある。
 また、制酸成分のうち、( a )を含む成分については止瀉薬、( b )を含む成分については瀉下薬に配合される成分でもあり、それぞれ便秘、下痢等の症状に注意されることも重要である。

番号ab
カルシウムアルミニウム
ナトリウムカルシウム
アルミニウムマグネシウム
マグネシウムナトリウム
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(第18問)
胃の薬に関する記述について、正しいものの組み合わせはどれか。

a) テプレノンは、体内で代謝されてトラネキサム酸を生じる。

b) 健胃薬は、唾液や胃液の分泌を抑制して胃の働きを抑える作用があるとされる。

c) 制酸成分を主体とする胃腸薬については、酸度の高い食品と一緒に服用すると胃酸に対する中和作用が低下することが考えられるため、炭酸飲料等での服用は適当でない。

d) 塩酸ピレンゼピン(ピレンゼピン塩酸塩)は、消化管の運動にはほとんど影響を与えずに胃液の分泌を抑える作用を示すとされる。

番号解答
( a , b )
( a , d )
( b , c )
( c , d )
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(第19問)
次没食子酸ビスマスに関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。

a) 収斂作用のほか、腸内で発生した有毒物質を分解する作用も持つとされる。

b) ビスマスを含む成分については、海外において長期連用した場合に精神神経症状(不安、記憶力減退、注意力低下、頭痛等)が現れたとの報告がある。

c) 循環血液中に移行したビスマスは胎盤関門を通過することが知られている。

d) ビスマスは、牛乳に含まれる蛋白質(カゼイン)から精製された成分であるため、牛乳にアレルギーがある人では使用を避ける必要がある。

番号abcd
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(第20問)
腸の薬に関する記述について、正しいものの組み合わせはどれか。

a) 止瀉薬は、医薬部外品として製造販売されている製品もある。

b) クレオソートは、殺菌作用のほか、局所麻酔作用もあるとされる。

c) 塩酸ロペラミド(ロペラミド塩酸塩)が配合された止瀉薬は、食あたりや水あたりによる下痢の症状に用いられることを目的としており、食べ過ぎ・飲み過ぎによる下痢、寝冷えによる下痢については適用対象ではない。

d) 塩酸ロペラミド(ロペラミド塩酸塩)は、15歳未満の小児には適用がない。

番号解答
( a , c )
( a , d )
( b , c )
( b , d )
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(第21問)
腸の薬に関する記述について、誤っているものはどれか。

番号解答
ヒマシ油は、小腸でアミラーゼの働きによって生じる分解物が、小腸を刺激することで瀉下作用をもたらすと考えられている。
ピコスルファートナトリウムは、胃や小腸では分解されないが、大腸に生息する腸内細菌によって分解されて、大腸への刺激作用を示すようになる。
ダイオウ中にはセンノシドのほか、収斂作用を示すタンニン酸類など様々な物質が存在している。
マルツエキスは、主成分である麦芽糖が腸内細菌によって分解(発酵)して生じるガスによって便通を促すとされている。
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(第22問)
胃腸鎮痛鎮痙薬に関する記述について、正しいものの組み合わせはどれか。

a) 胃腸鎮痛鎮痙薬に配合される抗コリン成分が副交感神経の働きを抑える作用は、消化管に限定されないため、縮瞳による目のかすみ、口渇、排尿困難等の副作用が現れることがある。

b) 塩酸パパベリン(パパベリン塩酸塩)は、抗コリン成分と同様に胃液分泌を抑える作用を有する。

c) アミノ安息香酸エチルについては、乳幼児ではメトヘモグロビン血症を起こすおそれがある。

d) オキセサゼインについては、局所麻酔作用のほか、胃液分泌を抑える作用もあるとされ、胃腸鎮痛鎮痙薬と制酸薬の両方の目的で使用される。

番号解答
( a , b )
( a , d )
( b , c )
( c , d )
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(第23問)
浣腸薬に関する記述について、誤っているものはどれか。

番号解答
剤型には注入剤のほか、坐剤となっているものもある。
注入剤の場合、注入する薬液は人肌程度に温めておくと、不快感を生じることが少ない。
グリセリンが配合された浣腸薬では、排便時に血圧低下を生じて、立ちくらみの症状が現れるとの報告がある。
炭酸水素ナトリウムは、直腸内で徐々に分解して炭酸ガスの微細な気泡を発生することで直腸を刺激する作用を期待して用いられており、炭酸水素ナトリウムを主薬とする坐剤では、重篤な副作用としてショックを生じることはない。
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(第24問)
強心薬に関する記述について、誤っているものはどれか。

番号解答
ロクジョウは、心筋に直接刺激を与え、その収縮力を高める作用(強心作用)を期待して用いられる。
ゴオウは、ウシ科のウシの胆嚢中に生じた結石を用いた生薬で、強心作用のほか、末梢血管の拡張による血圧降下、興奮を静める等の作用があるとされる。
苓桂朮甘湯(りょうけいじゅつかんとう)は、、強心作用が期待される生薬を含む。
センソが配合された丸薬、錠剤等の内服固形製剤は、噛まずに服用することとされている。
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(第25問)
貧血用薬(鉄製剤)に配合される成分と配合目的に関する記述について、正しいものの組み合わせはどれか。

a) 成分:硫酸銅
 配合目的:骨髄での造血機能を高める

b) 成分:硫酸マンガン
 配合目的:エネルギー合成を促進する

c) 成分:硫酸コバルト
 配合目的:補充した鉄分を利用してヘモグロビンが産生されるのを助ける

d) 成分:アスコルビン酸
 配合目的:消化管内で鉄が吸収されやすい状態(ヘム鉄)に保つ

番号解答
( a , b )
( a , c )
( b , d )
( c , d )
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(第26問)
以下の成分のうち、組織修復成分として外用痔疾用薬に配合されるものはどれか。

番号解答
アルミニウムクロルヒドロキシアラントイネート
塩化リゾチーム(リゾチーム塩酸塩)
アミノ安息香酸エチル
塩化デカリニウム(デカリニウム塩化物)
塩酸テトラヒドロゾリン(テトラヒドロゾリン塩酸塩)
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(第27問)
以下の記述について、あてはまる漢方処方製剤はどれか。

尿量が減少し、尿が出にくく、排尿痛あるいは残尿感がある人に適すとされる。

番号解答
半夏厚朴湯(はんげこうぼくとう)
平胃散(へいいさん)
猪苓湯(ちょれいとう)
十味敗毒湯(じゅうみばいどくとう)
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(第28問)
婦人薬に関する記述について、正しいものの組み合わせはどれか。

a) 女性ホルモン成分が配合された婦人薬は、膣粘膜又は外陰部に適用されるものがあり、この成分は適用部位にとどまり薬効を発揮する。

b) エストラジオールが配合された婦人薬は、長期連用により血栓症を生じるおそれがある。

c) 五積散は、構成生薬としてマオウを含む。

d) 内服で用いられる婦人用薬の効果の現れ方は、症状や使用する人の体質、体の状態等により異なるが、効果がみられるまでは期間に関係なく使用を継続すべきである。

番号解答
( a , b )
( a , d )
( b , c )
( c , d )
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(第29問)
塩酸プソイドエフェドリン(プソイドエフェドリン塩酸塩)に関する記述について、誤っているものはどれか。

番号解答
他のアドレナリン作動成分に比べて中枢神経系に対する作用が強い。
依存性がある成分であり、長期間に渡って連用された場合、薬物依存につながるおそれがある。
鼻炎用内服薬では、副交感神経を刺激して鼻粘膜の血管を収縮させることによって鼻粘膜の充血や腫れを和らげることを目的として配合される。
塩酸セレギリン等のモノアミン酸化酵素阻害剤により、体内でのプソイドエフェドリンの代謝が妨げられて、副作用が現れやすくなるおそれがある。
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(第30問)
鼻炎用点鼻薬に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。

a) クロモグリク酸ナトリウムは、肥満細胞からヒスタミンの遊離を抑える作用を示し、花粉、ハウスダスト(室内塵)等による鼻アレルギー症状の緩和を目的として、通常、抗ヒスタミン成分と組み合わせて配合される。

b) 剤型はスプレー式で鼻腔内に噴霧するものが多いが、小児向けの商品には液剤を綿棒で塗布するタイプもある。

c) アドレナリン作動成分が配合された点鼻薬は、過度に使用されると鼻粘膜の血管が過敏に反応してしまい、逆に鼻づまり(鼻閉)がひどくなりやすい。

d) 鼻粘膜の過敏性や痛みや痒みを抑えることを目的として、塩酸リドカイン等の局所麻酔成分が配合されている場合がある。

番号abcd
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(第31問)
眼科用薬に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。

a) 点眼後は、数秒間、眼瞼(まぶた)を閉じないで、薬液を結膜嚢内に行き渡らせるのがよい。

b) ホウ酸は、結膜や角膜の乾燥を防ぐことを目的として用いられる。

c) メチル硫酸ネオスチグミン(ネオスチグミンメチル硫酸塩)は、毛様体におけるアセチルコリンの働きを助けることで、目の調節機能を改善する効果を目的として用いられる。

d) 目の充血を抑えるため、抗炎症作用を示す成分として塩酸ナファゾリン(ナファゾリン塩酸塩)が用いられる。

番号abcd
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(第32問)
皮膚に用いる薬に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。

a) オキシドールは、連鎖球菌、黄色ブドウ球菌、真菌、結核菌などに対する殺菌消毒作用を示すが、ウイルスに対しては効果がない。

b) 皮膚表面の皮脂が除かれることで有効成分の浸透性が低下するため、入浴直後には用いない方がよいとされる。

c) 硝酸オキシコナゾールは、皮膚糸状菌の細胞膜を構成する成分の産生を妨げたり、細胞膜の透過性を変化させることにより、その増殖を抑える。

d) 人間の外皮表面には、化膿の原因となる皮膚常在菌が存在しているため、創傷部に殺菌消毒薬を繰り返し適用する必要がある。

番号abcd
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(第33問)
歯や口中に用いる薬に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。

a) 歯痛薬(外用)には、冷感刺激を与えて知覚神経を麻痺させることによる鎮痛・鎮痒の効果を期待して、チョウジ油等の冷感刺激成分が配合されている場合がある。

b) 歯槽膿漏薬(外用)には、炎症を起こした歯周組織からの出血を抑える作用を期待して、カルバゾクロムが配合されている場合がある。

c) 歯槽膿漏薬(外用)には、歯周組織の炎症を和らげることを目的として、グリチルリチン酸二カリウムが配合されている場合がある。

d) 歯槽膿漏薬(内服)には、炎症を起こした歯周組織からの出血を抑える作用を期待して、血液の凝固機能を正常に保つ働きがあるトコフェロール(ビタミンE)が配合されている場合がある。

番号abcd
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(第34問)
咀嚼剤である禁煙補助剤に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。

a) ニコチンは交感神経系を興奮させる作用を示すため、アドレナリン作動成分が配合された医薬品との併用により、その作用を増強させるおそれがある。

b) 噛むことにより口腔内で放出されたニコチンが唾液とともに飲み込まれて、消化管で吸収され循環血液中に移行する。

c) 妊娠又は妊娠していると思われる女性、母乳を与える女性では、摂取されたニコチンにより胎児又は乳児に影響が生じるおそれがないため、使用を避ける必要はない。

d) ニコチンの吸収が低下するため、コーヒーや炭酸飲料などを摂取した後しばらくは使用を避けることとされている。

番号abcd
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(第35問)
ビタミンに関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。

a) ビタミンA主薬製剤は、酢酸レチノール等が主薬として配合された製剤で、骨歯の発育不良に用いられる。

b) ビタミンB1 主薬製剤は、塩酸チアミン等が主薬として配合された製剤で、神経痛、眼精疲労の症状の緩和に用いられる。

c) ビタミンB6 主薬製剤は、酪酸リボフラビン等が主薬として配合された製剤で、口角炎の症状の緩和に用いられる。

d) ビタミンC主薬製剤は、アスコルビン酸等が主薬として配合された製剤で、しみ、そばかすによる色素沈着の症状の緩和に用いられる。

番号abcd
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(第36問)
次の漢方処方製剤とその適用となる症状について、誤っているものはどれか。

番号解答
麻黄湯(まおうとう)は、かぜのひき始めで、寒気がして発熱、頭痛があり、体のふしぶしが痛い場合にに適すとされる。
麦門冬湯(ばくもんどうとう)は、痰の切れにくい咳(喉の乾燥感)、気管支炎、気管支喘息の症状に適すとされる。
十全大補湯(じゅうぜんだいほとう)は、病後の体力低下、疲労倦怠、食欲不振、寝汗、手足の冷え、貧血の症状に適すとされる。
防已黄耆湯(ぼういおうぎとう)は、比較的体力があり、のぼせぎみで顔色が赤く、いらいらする傾向のある人における、鼻出血、不眠症、ノイローゼ、胃炎、二日酔い、血の道症、めまい、動悸の症状に適すとされる。
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(第37問)
次の漢方処方製剤とその適用となる症状について、誤っているものはどれか。

番号解答
安中散(あんちゅうさん)は、痩せ型で腹部筋肉が弛緩する傾向にあり、胃痛又は腹痛があって、ときに胸やけ、げっぷ、食欲不振、吐き気などを伴う人における、神経性胃炎、慢性胃炎、胃アトニーに適すとされる。
乙字湯(おつじとう)は、大便が硬くて便秘傾向がある人における、痔核(いぼ痔)、切れ痔、便秘の症状に適すとされる。
茵蔯蒿湯(いんちんこうとう)は、身体虚弱の傾向のある人における、高血圧に伴う諸症状(のぼせ、肩こり、耳鳴り、頭重)に適すとされる。
防風通聖散(ぼうふうつうしょうさん)は、腹部に皮下脂肪が多く、便秘がちな人における、高血圧の随伴症状(動悸、肩こり、のぼせ)、肥満症、むくみ、便秘の症状に適すとされる。
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(第38問)
消毒薬に関する以下の記述について、(  )の中に入れるべき字句の正しい組み合わせはどれか。

 次亜塩素酸ナトリウムなどの塩素系殺菌消毒成分は、( a )。
 また、( b )の洗剤・洗浄剤と反応して有毒な塩素ガスが発生するため、混ざらないように注意する必要がある。

番号ab
一般細菌類、真菌類、ウイルス全般に対する殺菌消毒作用を示す酸性
結核菌を含む一般細菌類、真菌類に対して比較的広い殺菌消毒作用を示すが、ウイルスに対する殺菌消毒作用は示さないアルカリ性
一般細菌類、真菌類、ウイルス全般に対する殺菌消毒作用を示すアルカリ性
結核菌を含む一般細菌類、真菌類に対して比較的広い殺菌消毒作用を示すが、ウイルスに対する殺菌消毒作用は示さない酸性
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(第39問)
殺虫剤に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。

a) 有機塩素系殺虫成分(DDT等)は、我が国ではかつて広く使用され、感染症の撲滅に大きな効果を上げた。

b) 殺虫剤を使用するに当たっては、他の殺虫成分に対する抵抗性が生じるのを避けるため、その成分に抵抗性を生じるまでは同じ殺虫成分を連用することが望ましい。

c) ディートの殺虫作用は、アセチルコリンを分解する酵素(コリンエステラーゼ)と不可逆的に結合してその働きを阻害することによる。

d) フェノトリンは、シラミの駆除を目的として、人体に直接適用される。

番号abcd
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(第40問)
一般用検査薬に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。

a) 妊娠検査薬は、尿中のヒト絨毛性性腺刺激ホルモン(hCG)の有無を調べるものである。

b) 尿中hCGの検出反応は、温度の影響を受けることがある。

c) 早朝尿(起床直後の尿)は、hCGが検出されにくいため、妊娠検査薬の検体としては向いていない。

d) 激しい運動の直後の尿は、尿蛋白検査薬の検体としては避ける必要がある。

番号abcd
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