2013年度 福井県 滋賀県 京都府 兵庫県 和歌山県 登録販売者試験
午後 2章 人体の働きと医薬品
(第1問)
膵臓が分泌する膵液に関する記述について、( )の中に入れるべき字句の正しい組み合わせはどれか。
膵液は( a )で、トリプシノーゲンのほか、デンプンを分解する( b )、脂質を分解する( c )など、多くの消化酵素を含んでいる
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(第2問)
呼吸器系に関する記述について、誤っているものはどれか。
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(第3問)
血管系及び血液に関する記述について、正しいものの組み合わせはどれか。
a) 心臓から拍出された血液を送る血管を静脈、心臓へ戻る血液を送る管を動脈という。
b) 単球は、白血球の約60%を占め、強い食作用を持ち、組織の中ではマクロファージ(貪食細胞)と呼ばれる。
c) 血漿は90%以上が水分からなり、アルブミン、グロブリン等の蛋白質のほか、微量の脂質、糖質、電解質を含む。
d) 消化管壁を通っている毛細血管の大部分は、門脈と呼ばれる血管に集まって肝臓に入る。
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(第4問)
腎臓に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。
a) 腎臓には、心臓から拍出される血液の1/5~1/4が流れている。
b) 腎臓において、静脈は細かく枝分かれして、毛細血管が小さな球状になった糸球体を形成する。
c) 尿細管では、原尿中のブドウ糖やアミノ酸等の栄養分及び血液の維持に必要な水分や電解質も再吸収される。
d) 腎臓には内分泌腺としての機能もあり、骨髄における赤血球の産生を抑えるホルモンを分泌する。
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(第5問)
筋組織に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。
a) 骨格筋は、横縞模様(横紋)を有し、体性神経系(運動神経)によって支配されている。
b) 消化管壁や血管壁の収縮は、平滑筋によるものである。
c) 心筋は、横縞模様(横紋)を有する随意筋で、体性神経系(運動神経)によって支配されている。
d) 平滑筋は、横縞模様(横紋)を持たない不随意筋で、自律神経系によって支配されている。
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(第6問)
副交感神経系の働きに関する記述について、誤っているものはどれか。
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(第7問)
外皮系に関する記述について、( )の中に入れるべき字句の正しい組み合わせはどれか。なお、同じ記号の( )内には同じ字句が入る。
汗腺には腋窩などの毛根部に分布する( a )と、手のひらなど毛根がないところも含めて全身に分布する( b )の2種類がある。汗は( b )から分泌され、体温調節のための発汗は全身の皮膚に生じるが、精神的緊張による発汗は手のひらや足底、脇の下の皮膚に限って起こる。
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(第8問)
目の機能に関する記述について、( )ン中に入れるべき字句の正しい組み合わせはどれか。なお、同じ記号の( )内には同じ字句が入る。
光は角膜から入り、角膜、房水、( a )、( b )を透過しながら屈折して焦点を結ぶ。眼球内に入る光の量の調節は( c )の散大、縮小により、遠近の焦点調節は主に( a )の厚みを変化させることによって行われている。
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(第9問)
吸収された医薬品の有効成分のうち、肝臓で最初に代謝を受け全身循環するものはどれか。
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(第10問)
医薬品の代謝及び排泄に関する記述の正誤について、正しいものの組み合わせはどれか。
a) 医薬品によっては、肝機能が低下した人では正常な人に比べ、循環血液中に医薬品成分がより多く到達することになり、効き目が強すぎたり、副作用が生じやすくなる。
b) 尿による排泄のほか、成分によっては、未変化体または代謝物が胆汁中に分泌され、糞便中に混じって排泄されるものもある。
c) 血漿蛋白質と複合体を形成した医薬品成分は、腎臓で濾過され代謝されやすくなる。
d) 乳汁中への医薬品成分の移行は、体外に排出される経路とされない。
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(第11問)
医薬品の剤型ごとの服用方法に関する記述について、正しいものはどれか。
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(第12問)
医薬品に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。
a) 習慣性・依存性がある成分が配合されている内用液剤は、本来の目的以外の意図で服用する不適正な使用がなされることがある。
b) クリーム剤は、有効成分が局所にとどまりやすいことが特長で、適用部位を自ら遮断するのに特に適している。
c) 軟膏剤は、適用した部位の表面が乾きやすいという特長がある一方、適用した部位に直接的な刺激感を与える場合がある。
d) シロップ剤は、粘りがあり容器に残り易いので、多めに服用する必要がある。
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(第13問)
全身的に現れる医薬品の副作用に関する記述について、正しいものの組み合わせはどれか。
a) ショック(アナフィラキシー)は、医薬品の成分に対する即時型の過敏反応(アレルギー)である。
b) 皮膚粘膜眼症候群の発症機序の詳細は明確にされており、また、関連があるとされる医薬品の種類が少ないため、発症を予測することは容易である。
c) 中毒性表皮壊死症は、原因と考えられる医薬品の服用後2週間以内に発症することが多いが、1ヶ月以上経ってから起こることもある。
d) 偽アルドステロン症は、体から塩分(ナトリウム)と水が失われ、体内にカリウムが貯留したことに伴う症状である。
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(第14問)
中毒性表皮壊死症の主な症状に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。
a) 高熱(38℃以上)を伴う。
b) 目の充血、目やに(眼分泌物)、まぶたの腫れ、目が開けづらい。
c) 排尿・排尿時の痛みがある。
d) 皮膚に局所的な発疹が起こる。
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(第15問)
無菌性髄膜炎の発症に関する記述について、誤っているものはどれか。
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(第16問)
黄疸に関する記述について、( )の中に入れるべき字句の正しい組み合わせはどれか。なお、同じ記号の( )内には同じ字句が入る。
黄疸とは、( a )が( b )中へ排出されず血液中に滞留して皮膚や白目が黄色くなる現象である。また、過剰な( a )が尿中に排出され、尿の色が( c )なることもある。
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(第17問)
目に現れる副作用に関する記述について、正しいものの組み合わせはどれか。
a) 抗コリン作用がある成分が配合された医薬品の使用によって眼圧低下が誘発される。
b) 眼球内の角膜と水晶体の間を満たしている房水がっ排出されにくくなると、眼圧が高くなって視覚障害を生じる。
c) 眼圧の上昇に伴って起きる症状は目のみに生じて、頭痛や吐き気・嘔吐等の症状が現れることはない。
d) 瞳孔の散大(散瞳)を生じうる成分が配合された医薬品を使用した後は、乗物や機械類の運転操作は避ける必要がある。
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(第18問)
薬疹に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。
a) 薬疹は、医薬品を使用してから、1~2週間以内に起こることが多いが、長期間服用してから生じることもある。
b) あらゆる医薬品で起きる可能性があるが、同じ医薬品であれば生じる薬疹型は同じである。
c) 薬疹を経験したことのない人であっても、二日酔いや食べ過ぎ、肉体疲労等の状態の時に現れることがある。
d) 医薬品を使用した後に発疹・発赤等の症状が現れた場合には、まず薬疹の可能性を考慮し、原因と思われる医薬品の使用を中止する必要がある。
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(第19問)
心臓に現れる副作用に関する記述について、( )の中に入れるべき字句の正しい組み合わせはどれか。
鬱血性心不全は、( a )の低下によって発症するリスクが高まるとされており、( b )や( c )の低下、併用薬との相互作用等に留意すべきである。
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(第20問)
呼吸機能に現れる副作用に関する記述について、( )の中に入れるべき字句の正しい組み合わせはどれか。
喘息は、原因となる医薬品を使用して( a )
で、鼻水・鼻づまりが起こり、続いて咳、喘鳴(息をするとき喉がゼーゼー又はヒューヒュー鳴る)、( b )を生じて、それらが次第に悪化することがある。
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