2013年度 奈良県 登録販売者試験
午前 1章 医薬品に共通する特性と基本的な知識
(第1問)
医薬品の本質に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。
a) 医薬品は、期待される有益な効果(薬効)のみをもたらすものである。
b) 検査薬は、検査結果について正しい解釈や判断がなされなければ、医療機関を受診して適切な治療を受ける機会を失うおそれがある。
c) 医薬品が人体に及ぼす作用は、複雑かつ多岐に渡るが、そのすべてについて解明されている。
d) 医薬品は、本来、人体にとって異物(外来物)である。
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(第2問)
次の記述は医薬品の使用上の注意に関するものである。( )に当てはまる字句として、正しいものはどれか。
医薬品の使用上の注意等において『高齢者』という場合には、おおよその目安として( )以上を指す。
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(第3問)
次の記述は医薬品の使用上の注意等において、目安として用いられる年齢区分に関するものである。( )に当てはまる字句として、正しい組み合わせはどれか。
乳児とは( a )、幼児とは( b )、小児とは( c )をいう。
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(第4問)
一般用医薬品承認審査合理化等検討会中間報告書『セルフメディケーションにおける一般用医薬品のあり方について』(平成14年11月)において、一般用医薬品の役割とされている次の事項のうち、誤っているものはどれか。
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(第5問)
次の記述は医薬品と妊婦に関するものである。( )に当てはまる字句として、正しいものはどれか。
( )含有製剤は、妊娠前後の一定期間に通常の用量を超えて摂取すると、胎児に先天異常を起こす危険性が高まる。
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(第6問)
セルフメディケーションに関する記述のうち、正しいものはどれか。
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(第7問)
サリドマイド等の薬害に関する記述のうち、誤っているものはどれか。
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(第8問)
次の記述はCJD訴訟に関するものである。( )内に当てはまる字句として、正しい組み合わせはどれか。
脳外科手術等に用いられた( a )乾燥硬膜を介してCJD(クロイツフェルト・ヤコブ病)に罹患したことに対する損害賠償訴訟である。このCJDは、( b )の一種であるプリオンが原因とされている。
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(第9問)
次の記述はスモン訴訟に関するものである。( )に当てはまる字句として、正しい組み合わせはどれか。
スモン訴訟は、( a )として販売されていた( b )を使用したことにより、亜急性脊髄視神経症に罹患したことに対する損害賠償訴訟である。
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(第10問)
次の記述は医薬品の副作用に関するものである。( )に当てはまる字句として、正しい組み合わせはどれか。
WHO(世界保健機関)の定義によれば、医薬品の副作用とは、『疾病の( a )、( b )、( c )の為、又は身体の機能を正常化する為に、人に通常用いられる量で発現する医薬品の有害かつ意図しない反応』とされている。
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(第11問)
医薬品の副作用に関する記述のうち、正しいものの組み合わせはどれか。
a) 副作用は、容易に異変を自覚できるものばかりとは限らない。
b) 一般用医薬品では、副作用の兆候が現れたときには、基本的に使用を中止することとされている。
c) 副作用の発現は、体質や体調とは無関係である。
d) 医薬品の副作用被害は、医薬品を十分注意して使用すれば、起こりえない。
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(第12問)
HIVに関する記述のうち、誤っているものはどれか。
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(第13問)
医薬品の本質に関する記述のうち、正しいものの組み合わせはどれか。
a) 一般用医薬品の役割を十分に発揮するためには、効能・効果、用法・用量、副作用等の必要な情報が適切に伝達されることを通じて、購入者が適切に使用することが必要である。
b) 一般用医薬品では、そのリスク区分や承認基準が見直されることはない。
c) 医薬品は、市販後も、その有効性、安全性等の確認が行われる仕組みになっている。
d) 一般用医薬品は、一般の生活者が自ら選択し、使用するものであるため、登録販売者等による情報提供は必要としない。
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(第14問)
次の記述は小児に関するものである。( )に当てはまる字句として、正しい組み合わせはどれか。
小児は、大人と比べて身体の大きさに対して腸が( a )、服用した医薬品の吸収率が( b )。
また、吸収されて循環血液中に移行した医薬品の成分が脳に達し( c )ため、中枢神経系に影響を与える医薬品で副作用を起こしやすい。
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(第15問)
医薬品と食品に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。
a) 保健機能食品は、医薬品との相互作用を起こすことがない。
b) カフェインを含む医薬品とコーヒーを一緒に服用してもカフェインの過剰摂取となることはない。
c) 生薬成分が配合された医薬品の場合、ハーブ等の食品をあわせて摂取しても、医薬品の効き目や副作用が増強することはない。
d) 酒類(アルコール)をよく摂取する者では、肝臓の代謝機能が高まっていることが多く、その結果、アセトアミノフェン等では通常よりも代謝されやすくなり、体内から医薬品が速く消失して十分な薬効が得られなくなることがある。
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(第16問)
医薬品の品質及びプラセボ効果の関する記述のうち、正しいものはどれか。
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(第17問)
高齢者に関する記述のうち、誤っているものはどれか。
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(第18問)
医薬品の本質に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。
a) 一般用医薬品の添付文書(製品に添付されている文書)や製品表示には、効能・効果、用法・用量、副作用等の必要な情報が記載されている。
b) 医薬品は、多くの場合、人体に取り込まれて作用し、効果を発現させる。
c) 医薬品は薬事法において、健康被害防止の観点から、異物等の混入したものの販売の禁止が規定されているが、変質については規定されていない。
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(第19問)
アレルギーに関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。
a) アレルギーは、一般的にあらゆる物質によって起こり得るものであるため、医薬品の薬理作用等とは関係なく起こる可能性がある。
b) 医薬品によるアレルギーは、内服薬だけでなく外用薬でも引き起こされることがある。
c) 医薬品によるアレルギーを起こしたことがない人でも、病気に対する抵抗力が低下している状態等の場合、医薬品によるアレルギーを生じることがある。
d) アレルギーには体質的・遺伝的要素もあり、アレルギーを起こしやすい体質の人や、近い親族にアレルギー体質の人がいる場合には、医薬品を服用する際に注意が必要である。
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(第20問)
医薬品の副作用に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。
a) 複数の疾病を有する人の場合、ある疾病の為に使用された医薬品の作用が、その疾病に対して薬効をもたらす一方、別の疾病に対しては症状を悪化させたりすることもある。
b) 副作用の程度は、眠気や口渇等の比較的よく見られるものから、日常生活に支障を来す程度の健康被害を生じる重大なものまで様々である。
c) 医薬品の中には、鶏卵や牛乳等を原材料として作られているものがあるため、それらに対するアレルギーがある人では使用を避けなければならない場合もある。
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