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登録販売者試験対策合格NAVI

2013年度 奈良県 登録販売者試験
午前 1章 医薬品に共通する特性と基本的な知識

(第1問)
医薬品の本質に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。

a) 医薬品は、期待される有益な効果(薬効)のみをもたらすものである。

b) 検査薬は、検査結果について正しい解釈や判断がなされなければ、医療機関を受診して適切な治療を受ける機会を失うおそれがある。

c) 医薬品が人体に及ぼす作用は、複雑かつ多岐に渡るが、そのすべてについて解明されている。

d) 医薬品は、本来、人体にとって異物(外来物)である。

番号abcd
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(第2問)
次の記述は医薬品の使用上の注意に関するものである。( )に当てはまる字句として、正しいものはどれか。

 医薬品の使用上の注意等において『高齢者』という場合には、おおよその目安として(  )以上を指す。

番号解答
55歳
58歳
60歳
65歳
70歳
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(第3問)
次の記述は医薬品の使用上の注意等において、目安として用いられる年齢区分に関するものである。(  )に当てはまる字句として、正しい組み合わせはどれか。

 乳児とは( a )、幼児とは( b )、小児とは( c )をいう。

番号abc
3歳未満6歳未満15歳未満
3歳未満5歳未満12歳未満
2歳未満7歳未満10歳未満
1歳未満7歳未満15歳未満
1歳未満6歳未満12歳未満
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(第4問)
一般用医薬品承認審査合理化等検討会中間報告書『セルフメディケーションにおける一般用医薬品のあり方について』(平成14年11月)において、一般用医薬品の役割とされている次の事項のうち、誤っているものはどれか。

番号解答
健康の維持・増進
生活の質(QOL)の改善・向上
生活習慣病等の疾病に伴う症状発現の予防
軽度な疾病に伴う症状の改善
疾病の確定診断のための検査
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(第5問)
次の記述は医薬品と妊婦に関するものである。(  )に当てはまる字句として、正しいものはどれか。

 (  )含有製剤は、妊娠前後の一定期間に通常の用量を超えて摂取すると、胎児に先天異常を起こす危険性が高まる。

番号解答
ビタミンA
ビタミンB1
ビタミンB2
ビタミンB6
ビタミンC
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(第6問)
セルフメディケーションに関する記述のうち、正しいものはどれか。

番号解答
医療機関・薬局で交付された医療用医薬品を、一般の生活者が自己の判断で使用を中止することも、セルフメディケーションである。
セルフメディケーションの主役は、情報提供を行う一般用医薬品の販売等に従事する専門家である。
一般用医薬品の販売等に従事する専門家の行う情報提供は、必ず一般用医薬品の販売に結びつける必要がある。
高熱が続くなど症状が重い時に、一般用医薬品を使用することは、一般用医薬品の役割にかんがみて、適切な対処とはいえない。
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(第7問)
サリドマイド等の薬害に関する記述のうち、誤っているものはどれか。

番号解答
サリドマイド訴訟、スモン訴訟を契機として、1979年、医薬品副作用被害救済制度が創設された。
妊娠している女性が摂取した場合、サリドマイドは、胎盤関門を通過して胎児に移行する。
サリドマイドは血管新生を妨げる作用もあり、胎児の四肢欠損、視聴覚等の感覚器や心肺機能の障害等の先天異常が発生した。
サリドマイド製剤については、一般用医薬品として販売された製品はなかった。
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(第8問)
次の記述はCJD訴訟に関するものである。(  )内に当てはまる字句として、正しい組み合わせはどれか。

 脳外科手術等に用いられた( a )乾燥硬膜を介してCJD(クロイツフェルト・ヤコブ病)に罹患したことに対する損害賠償訴訟である。このCJDは、( b )の一種であるプリオンが原因とされている。

番号ab
ウシ脂質
ウシ蛋白質
ヒト脂質
ヒト蛋白質
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(第9問)
次の記述はスモン訴訟に関するものである。(  )に当てはまる字句として、正しい組み合わせはどれか。

スモン訴訟は、( a )として販売されていた( b )を使用したことにより、亜急性脊髄視神経症に罹患したことに対する損害賠償訴訟である。

番号ab
催眠クロロホルム
鎮痛アセトアミノフェン
鎮痛アスピリン
整腸アスピリン
整腸キノホルム
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(第10問)
次の記述は医薬品の副作用に関するものである。(  )に当てはまる字句として、正しい組み合わせはどれか。

 WHO(世界保健機関)の定義によれば、医薬品の副作用とは、『疾病の( a )、( b )、( c )の為、又は身体の機能を正常化する為に、人に通常用いられる量で発現する医薬品の有害かつ意図しない反応』とされている。

番号abc
予防発現診断
発現検査治療
予防診断治療
発現検査診断
検査診断治療
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(第11問)
医薬品の副作用に関する記述のうち、正しいものの組み合わせはどれか。

a) 副作用は、容易に異変を自覚できるものばかりとは限らない。

b) 一般用医薬品では、副作用の兆候が現れたときには、基本的に使用を中止することとされている。

c) 副作用の発現は、体質や体調とは無関係である。

d) 医薬品の副作用被害は、医薬品を十分注意して使用すれば、起こりえない。

番号解答
( a , b )
( a , c )
( b , d )
( c , d )
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(第12問)
HIVに関する記述のうち、誤っているものはどれか。

番号解答
HIVとはヒト免疫不全ウイルスのことをいう。
HIV訴訟とは、白血病患者が、HIVが混入した血液凝固因子製剤の投与を受けたことにより、HIVに感染したことに対する損害賠償訴訟である。
HIV訴訟の和解を踏まえ、国は、HIV感染者に対する恒久対策として、拠点病院の整備や治療薬の早期提供等の取組みを推進している。
HIV訴訟を契機に、血液製剤の安全確保対策の1つとして、献血時の問診の充実が図られた。
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(第13問)
医薬品の本質に関する記述のうち、正しいものの組み合わせはどれか。

a) 一般用医薬品の役割を十分に発揮するためには、効能・効果、用法・用量、副作用等の必要な情報が適切に伝達されることを通じて、購入者が適切に使用することが必要である。

b) 一般用医薬品では、そのリスク区分や承認基準が見直されることはない。

c) 医薬品は、市販後も、その有効性、安全性等の確認が行われる仕組みになっている。

d) 一般用医薬品は、一般の生活者が自ら選択し、使用するものであるため、登録販売者等による情報提供は必要としない。

番号解答
( a , b )
( a , c )
( b , d )
( c , d )
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(第14問)
次の記述は小児に関するものである。(  )に当てはまる字句として、正しい組み合わせはどれか。

 小児は、大人と比べて身体の大きさに対して腸が( a )、服用した医薬品の吸収率が( b )。
 また、吸収されて循環血液中に移行した医薬品の成分が脳に達し( c )ため、中枢神経系に影響を与える医薬品で副作用を起こしやすい。

番号abc
短く低いやすい
短く高いにくい
長く低いにくい
長く低いやすい
長く高いやすい
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(第15問)
医薬品と食品に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。

a) 保健機能食品は、医薬品との相互作用を起こすことがない。

b) カフェインを含む医薬品とコーヒーを一緒に服用してもカフェインの過剰摂取となることはない。

c) 生薬成分が配合された医薬品の場合、ハーブ等の食品をあわせて摂取しても、医薬品の効き目や副作用が増強することはない。

d) 酒類(アルコール)をよく摂取する者では、肝臓の代謝機能が高まっていることが多く、その結果、アセトアミノフェン等では通常よりも代謝されやすくなり、体内から医薬品が速く消失して十分な薬効が得られなくなることがある。

番号abcd
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(第16問)
医薬品の品質及びプラセボ効果の関する記述のうち、正しいものはどれか。

番号解答
医薬品の品質は、一般的に直射日光の影響を受けやすいが、温度の影響は受けない。
プラセボ効果によってもたらされる反応や変化は、すべて望ましいものである。
『使用期限』とは、開封状態であっても適切に保管された場合に品質が保持される期限である。
プラセボ効果とは、主観的な変化だけでなく、客観的に測定可能な変化として現れることもあるが、不確実であり、それを目的として医薬品が使用されるべきではない。
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(第17問)
高齢者に関する記述のうち、誤っているものはどれか。

番号解答
高齢者が一般用医薬品を使用する場合、基本的には、定められた用量の範囲内で使用することが望ましい。
高齢者は、生理機能が衰えつつあり、特に、肝臓や腎臓の機能が低下していると医薬品の作用が強く現れやすく、若年時と比べて副作用を生じるリスクが高くなる。
高齢者は、持病(基礎疾患)を抱えていることが多いが、一般用医薬品は効果が穏やかであるため、その使用により基礎疾患の症状が悪化したり、治療の妨げとなることはない。
高齢者は、手先の衰えのため、医薬品を容器や包装から取り出すことが難しい場合や、医薬品の取り違えや飲み忘れを起こしやすい等の傾向もあり、家族や周囲の人(介護関係者等)の理解や協力も含めて、医薬品の安全使用の観点からの配慮が重要となることがある。
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(第18問)
医薬品の本質に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。

a) 一般用医薬品の添付文書(製品に添付されている文書)や製品表示には、効能・効果、用法・用量、副作用等の必要な情報が記載されている。

b) 医薬品は、多くの場合、人体に取り込まれて作用し、効果を発現させる。

c) 医薬品は薬事法において、健康被害防止の観点から、異物等の混入したものの販売の禁止が規定されているが、変質については規定されていない。

番号abc
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(第19問)
アレルギーに関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。

a) アレルギーは、一般的にあらゆる物質によって起こり得るものであるため、医薬品の薬理作用等とは関係なく起こる可能性がある。

b) 医薬品によるアレルギーは、内服薬だけでなく外用薬でも引き起こされることがある。

c) 医薬品によるアレルギーを起こしたことがない人でも、病気に対する抵抗力が低下している状態等の場合、医薬品によるアレルギーを生じることがある。

d) アレルギーには体質的・遺伝的要素もあり、アレルギーを起こしやすい体質の人や、近い親族にアレルギー体質の人がいる場合には、医薬品を服用する際に注意が必要である。

番号abcd
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(第20問)
医薬品の副作用に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。

a) 複数の疾病を有する人の場合、ある疾病の為に使用された医薬品の作用が、その疾病に対して薬効をもたらす一方、別の疾病に対しては症状を悪化させたりすることもある。

b) 副作用の程度は、眠気や口渇等の比較的よく見られるものから、日常生活に支障を来す程度の健康被害を生じる重大なものまで様々である。

c) 医薬品の中には、鶏卵や牛乳等を原材料として作られているものがあるため、それらに対するアレルギーがある人では使用を避けなければならない場合もある。

番号abc
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