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登録販売者試験対策合格NAVI

2014年度 埼玉県 千葉県 神奈川県 登録販売者試験
午前 2章 人体の働きと医薬品

(第1問)
人体の構造と働きに関する次の記述について、(  )の中に入れるべき字句の正しい組合せはどれか。なお、2箇所の( a )、( b )内にはそれぞれ同じ字句が入る。

 ヒトの体は、( a )が集まって構成されており、関連する働きを持つ( a )が集まって( b )を作り、複数の( b )が組み合わさって一定の形態を持ち、特定の働きをする( c )が形成される。

番号abc
細胞組織器官
組織器官細胞
細胞器官組織
組織細胞器官
器官細胞組織
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(第2問)
口腔に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。

a) 歯冠の表面のエナメル質には、神経や血管が通っている。

b) 唾液によって、口腔内はpHがほぼ中性に保たれ、酸による歯の齲蝕を防いでいる。

c) 舌の表面には、舌乳頭という無数の小さな突起があり、味覚を感知する部位である味蕾が分布している。

d) 歯は、歯髄によって上下の顎の骨に固定されている。

番号abcd
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(第3問)
小腸に関する次の記述について、(  )の中に入れるべき字句の正しい組合せはどれか。なお、3箇所の( a )、( b )内及び2箇所の( c )内にはそれぞれ同じ字句が入る。

 小腸は管状の臓器で、( a )、( b )、( c )の3部分に分かれる。( a )は、胃から連なるC字型に彎曲した部分である。小腸のうち( a )に続く部分の、概ね上部40%が( b )、残り約60%が( c )であるが、明確な境目はない。( b )で分泌される腸液(粘液)に、腸管粘膜上の消化酵素が加わり、消化液として働く。

番号abc
十二指腸回腸空腸
回腸空腸十二指腸
空腸十二指腸回腸
十二指腸空腸回腸
空腸回腸十二指腸
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(第4問)
呼吸器系に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。

a) 鼻腔内に物理的又は化学的な刺激を受けると、反射的にくしゃみが起きて激しい呼気とともに刺激の原因物を排出しようとする。

b) 喉頭から肺へ向かう気道が左右の肺へ分岐するまでの部分を気管支という。

c) 咽頭は、発声器としての役割があり、呼気で咽頭上部にある声帯を振動させて声が発せられる。

d) 肺自体には肺を動かす筋組織がないため、自力で膨らんだり縮んだりするのではなく、横隔膜や肋間筋によって拡張・収縮して呼吸運動が行われている。

番号abcd
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(第5問)
心臓に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。

a) 心臓の右側部分(右心房、右心室)は、肺から集まってきた血液を全身へ送り出す。

b) 心室には血液を取り込む側と送り出す側にそれぞれ弁があり、拍動と協調して交互に開閉する。

c) 心臓は、心筋でできた握りこぶし大の袋状の臓器で、胸骨の真下に位置する。

d) 心臓の内部は上部左右の心房、下部左右の心室の4つの空洞に分かれている。

番号abcd
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(第6問)
血液に関する次の記述のうち、正しいものの組合せはどれか。

a) 血漿の水分量や赤血球の量は、血液の粘稠性にほとんど影響を与えない。

b) 赤血球は、中央がくぼんだ円盤状の細胞で、血液全体の約40%を占め、赤い血色素(ヘモグロビン)を含む。

c) 好中球は、血管壁を通り抜けて組織の中に入り込むことができる。

d) 血小板は、体内に侵入した細菌やウイルス等の異物に対する防御を受け持つ細胞である。

番号解答
( a , b )
( a , c )
( a , d )
( b , c )
( c , d )
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(第7問)
泌尿器系等に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。

a) 腎臓は、内分泌腺としての機能があり、骨髄における白血球の産生を促進するホルモンを分泌する。

b) 尿は、血液が濾過されて作られるため、健康な状態であれば細菌等の微生物は存在しない。

c) 副腎皮質では、自律神経系に作用するアドレナリンとノルアドレナリンが産生・分泌される。

d) 腎臓に入る動脈は細かく枝分かれして、毛細血管が小さな球状になった糸球体を形成し、糸球体の外側を袋状のボウマン嚢が包み込んでおり、これを副腎と呼ぶ。

番号abcd
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(第8問)
鼻や耳に関する次の記述のうち、正しいものの組合せはどれか。

a) 鼻炎とは、鼻腔の粘膜に炎症を起こして腫れた状態をいう。

b) 副鼻腔は、線毛を有しない粘膜で覆われている。

c) 蝸牛は渦巻き形をした器官で、内部は血液で満たされている。

d) 中耳は、外耳と内耳をつなぐ部分で、鼓膜、鼓室、耳小骨、耳管からなる。

番号解答
( a , b )
( a , c )
( a , d )
( b , c )
( c , d )
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(第9問)
目に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。

a) 水晶体は、近くの物を見るときには丸く厚みが増し、遠くの物を見るときには扁平になる。

b) 目の充血は、血管が拡張して赤く見える状態であるが、強膜が充血したときは、白目の部分だけでなく眼瞼の裏側も赤くなる。

c) 涙腺は上眼瞼の裏側にある分泌腺で、リンパ液から涙液を産生する。

d) 眼精疲労とは、メガネやコンタクトレンズが合っていなかったり、ストレスや睡眠不足等が要因となって、慢性的な目の疲れに肩こり、頭痛等の全身症状を伴う場合をいう。

番号abcd
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(第10問)
骨格系及び筋組織に関する次の記述のうち、正しいものの組合せはどれか。

a) 骨の基本構造は、骨質、骨膜、骨髄、関節軟骨の四組織からなる。

b) 骨格筋の疲労は、乳酸の代謝に伴って生成するグリコーゲンが蓄積して生じる。

c) 関節とは、広義には骨と骨の連接全般を指すが、狭義には複数の骨が互いに運動できるように連結したものをいう。

d) 骨には、平滑筋の収縮を効果的に体躯の運動に転換する運動機能がある。

番号解答
( a , b )
( a , c )
( a , d )
( b , d )
( c , d )
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(第11問)
中枢神経系に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。

a) 延髄は、心拍数の調節、記憶、意志決定等の働きを行っている。

b) 脊髄は、脊椎の中にあり、脳と末梢の間で刺激を伝えるほか、末梢からの刺激の一部に対して脳を介さずに刺激を返す場合があり、これを脊髄反射と呼ぶ。

c) 脳の血管は末梢に比べて物質の透過に関する選択性が低いので、タンパク質などの大分子や小分子でもイオン化した物質は血液中から脳の組織へ移行しやすい。

d) 小児では、血液脳関門が未発達であるため、循環血液中に移行した医薬品の成分が脳の組織に達しやすい。

番号abcd
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(第12問)
交感神経系と副交感神経系が効果器に及ぼすそれぞれの反応に関する次の組合せのうち、正しいものはどれか。

番号解答
【効果器】肝臓 ----【交感神経系】グリコーゲンの合成 ----【副交感神経系】グリコーゲンの分解
【効果器】唾液腺 ----【交感神経系】唾液分泌亢進 ----【副交感神経系】少量の粘性の高い唾液を分泌
【効果器】心臓 ----【交感神経系】心拍数減少 ----【副交感神経系】心拍数増加
【効果器】気管、気管支 ----【交感神経系】収縮 ----【副交感神経系】拡張
【効果器】膀胱 ----【交感神経系】排尿筋の弛緩 ----【副交感神経系】排尿筋の収縮
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(第13問)
医薬品の代謝、排泄に関する次の記述のうち、正しいものの組合せはどれか。

a) 循環血液中に移行した有効成分は、主として肝細胞の薬物代謝酵素によって代謝を受ける。

b) 循環血液中に存在する有効成分の多くは、未変化体又は代謝物の形で膵臓から尿中に排泄される。

c) 循環血液中に移行した有効成分は、体内を循環するうちに徐々に代謝を受けて、体外へ排泄されやすい脂溶性の物質に変化する。

d) 肝機能が低下した人では医薬品を代謝する能力が低いため、正常な人に比べて全身循環に到達する有効成分の量がより多くなり、効き目が過剰に現れたり、副作用を生じやすくなったりする。

番号解答
( a , b )
( a , c )
( a , d )
( b , c )
( c , d )
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(第14問)
薬の体内での働きに関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。

a) 医薬品が効果を発揮するためには、有効成分がその作用の対象である器官や組織の細胞外液中あるいは細胞内液中に、一定量以上の濃度で分布する必要がある。

b) 医薬品を十分な間隔をあけずに追加摂取して血中濃度を高くした場合、ある濃度以上で、薬効は頭打ちになり、毒性も現れなくなる。

c) 医薬品の使用量や使用間隔を定める場合、年齢や体格による個人差は考慮されていない。

番号abc
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(第15問)
医薬品の剤型に関する次の記述のうち、正しいものの組合せはどれか。

a) 経口液剤は固形製剤より飲みやすいが、消化管からの吸収が比較的遅い点が特徴である。

b) 散剤を服用するときは、飛散を防ぐため、あらかじめ少量の水を口に含んだ上で服用したり、何回かに分けて少しずつ服用するなどの工夫をするとよい。

c) チュアブル錠は、口の中で舐めたり噛み砕いたりして服用する剤型であり、水なしでも服用できる。

d) クリーム剤と軟膏剤は、一般的には適用する部位の状態に応じて、適用部位を水から遮断したい場合にはクリーム剤を用い、患部を水で洗い流したい場合には軟膏剤を用いることが多い。

番号解答
( a , b )
( a , c )
( a , d )
( b , c )
( c , d )
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(第16問)
医薬品の副作用に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。

a) ショック(アナフィラキシー)は、発症後の進行が非常に速やかな(通常、2時間以内に急変する。)ことが特徴である。

b) 偽アルドステロン症は、体内にカリウムと水が貯留し、体からナトリウムが失われることによって生じる病態である。

c) 一般用医薬品の使用により生じる肝機能障害は、原因と考えられる医薬品を漫然と使用し続けた場合でも、不可逆的な病変(肝不全)を生じることはない。

d) 一般用医薬品の使用により白血球(好中球)が減少すると、細菌やウイルスの感染に対する抵抗力が弱くなり、突然の高熱、悪寒、喉の痛み等の症状が現れることがある。

番号abcd
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(第17問)
精神神経系に現れる医薬品の副作用に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。

a) 医薬品の使用により過去に軽度の無菌性髄膜炎の症状を経験した人は、再度、同じ医薬品を使用しても再発することはない。

b) 眠気は副作用の中でも軽い症状なので、使用に際し特に注意すべきことはない。

c) 心臓や血管に作用する医薬品の使用により、頭痛やめまい、浮動感(体がふわふわと宙に浮いたような感じ)等を生じることがある。

番号abc
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(第18問)
呼吸器系に現れる医薬品の副作用に関する次の記述のうち、正しいものの組合せはどれか。

a) 喘息は、内服薬だけでなく、坐薬でも誘発されることがある。

b) 喘息は、合併症を起こさない限り、原因となった医薬品の有効成分が体内から消失すれば症状は寛解する。

c) 間質性肺炎は、気管支又は肺胞が細菌に感染して炎症を生じたものであり、その症状は、かぜや気管支炎の症状との区別が容易である。

d) 間質性肺炎は、原因となる医薬品の使用開始直後(1時間以内)に起こる。

番号解答
( a , b )
( a , c )
( b , c )
( b , d )
( c , d )
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(第19問)
消化器系に現れる医薬品の副作用に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。

a) 消化性潰瘍は、自覚症状が乏しい場合もあり、貧血症状(動悸や息切れ等)の検査時や突然の吐血・下血によって発見されることもある。

b) 消化性潰瘍は、胃のもたれ、食欲低下、胸やけ、吐きけ、胃痛、空腹時にみぞおちが痛くなる、消化管出血に伴って糞便が黒くなるなどの症状がある。

c) イレウス様症状は、小児や高齢者のほか、普段から下痢傾向のある人に発症のリスクが高い。

d) 浣腸剤や坐剤の使用によって現れる一過性の症状に、肛門部の熱感等の刺激、異物の注入による不快感、排便直後の立ちくらみなどがある。

番号abcd
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(第20問)
感覚器系に現れる医薬品の副作用に関する次の記述について、(  )の中に入れるべき字句の正しい組合せはどれか。

 ( a )作用がある成分が配合された医薬品によって眼圧が( b )し、眼痛や眼の充血に加え、急激な視力低下を来すことがあり、特に( c )がある人では厳重な注意が必要である。

番号abc
抗炎症上昇白内障
抗炎症低下緑内障
抗コリン低下白内障
抗コリン低下緑内障
抗コリン上昇緑内障
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