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登録販売者試験対策合格NAVI

2014年度 東京都 登録販売者試験
午前 2章 人体の働きと医薬品

(第1問)
消化器系に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。

a) 咽頭は、口腔から食道に通じる食物路と、呼吸器の気道とが交わるところである。

b) 小腸は、全長6~7mの管状の臓器で、十二指腸、空腸、回腸の3部分に分かれる。

c) 歯は、エナメル質の下に象牙質と呼ばれる硬い骨状の組織があり、神経や血管が通る歯髄を取り囲んでいる。

番号abc
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(第2問)
膵臓に関する記述の正誤について、正し組み合わせはどれか。

a) 膵臓は、消化腺ではない。

b) 膵液は、酸性である。

c) 膵臓は、膵液を大腸へ分泌する。

番号abc
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(第3問)
大腸に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。

a) 大腸の内壁粘膜には絨毛がある。

b) 大腸の粘膜から分泌される粘液(大腸液)は、便塊を粘膜上皮と分離しやすく滑らかにする。

c) 大腸内には腸内細菌が多く存在し、腸管内の食物繊維(難消化性多糖類)を発酵分解する。

番号abc
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(第4問)
循環器系に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。

a) 心臓の右側部分(右心房・右心室)は、全身から集まってきた血液を肺へ送り出す。

b) 脾臓の主な働きは、脾臓内を流れる血液から古くなった赤血球を濾し取って処理することである。

c) 四肢を通る静脈では、一定の間隔をおいて内腔に向かう薄い帆状のひだ(静脈弁)が発達して血液の逆流を防いでいる。

番号abc
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(第5問)
次は、泌尿器系に関する記述である。( a )、( b )、( c )にあてはまる字句として、正しい組み合わせはどれか。

 腎臓は、横隔膜の下、背骨の左右両側に位置する一対の空豆上の臓器である。腎臓から( a )を経て尿道に至る尿の通り道を尿路という。女性は、男性に比べて尿道が( b )ため、細菌が侵入したとき( a )まで感染を( c )。

番号abc
膀胱短い生じにくい
膀胱長い生じやすい
膀胱短い生じやすい
副腎短い生じやすい
副腎長い生じにくい
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(第6問)
目に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。

a) 紫外線を含む光に長時間曝され、角膜の上皮に損傷を生じることがある。

b) 網膜には、光を受容する細胞(視細胞) が密集している。

c) 水晶体は、その周りを囲んでいる毛様体の収縮・弛緩によって、近くの物を見るときには扁平になり、遠くの物を見るときには丸く厚みが増す。

番号abc
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(第7問)
鼻及び耳に関する記述のうち、正しいものの組み合わせはどれか。

a) 外耳は、聴覚器官である蝸牛と、平衡器官である前庭からなる。

b) 内耳にある鼓室は、耳管という管で鼻腔や咽頭と通じている。

c) 耳管が太く短くて、走行が水平に近い小さな子供では、鼻腔からウイルスや細菌が侵入し感染が起こりやすい。

d) 鼻腔の粘膜に炎症を起こして腫れた状態を鼻炎という。

番号解答
( a , b )
( a , c )
( a , d )
( b , d )
( c , d )
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(第8問)
外皮系に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。

a) ヒトの皮膚の表面には常に一定の微生物が付着しており、それらの微生物の存在によって、皮膚の表面での病原菌の繁殖が抑えられ、また、病原菌の体内への侵入が妨げられている。

b) 皮膚に物理的な刺激が繰り返されると真皮が肥厚して、たこやうおのめができる。

c) 汗腺の一つであるエクリン腺は、腋窩(わきのした)などの毛根部に分布する。

番号abc
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(第9問)
骨格系及び筋組織に関する記述のうち、正しいものの組み合わせはどれか。

a) 骨の関節面は、弾力性に富む柔らかな軟骨層(関節軟骨)に覆われている。

b) 腱は、筋細胞と結合組織からできている。

c) 平滑筋は、不随意筋である。

d) 随意筋は、自律神経系に支配されている。

番号解答
( a , b )
( a , c )
( a , d )
( b , c )
( c , d )
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(第10問)
中枢神経系及び末梢神経系に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。

a) 脊髄には、呼吸を調節する呼吸中枢がある。

b) 副交感神経の節後繊維の末端から放出される神経伝達物質は、ノルアドレナリンである。

c) 自律神経系は、末梢神経系と体性神経系からなる。

番号abc
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(第11問)
次の『効果器』と『交感神経系がその効果器に及ぼす作用』との関係のうち、正しいものの組み合わせはどれか。

a) 【効果器】皮膚
 【交感神経系による作用】立毛筋収縮

b) 【効果器】膀胱
 【交感神経系による作用】排尿筋の収縮(➡排尿促進)

c) 【効果器】肝臓
 【交感神経系による作用】グリコーゲンの合成

d) 【効果器】胃
 【交感神経系による作用】血管の収縮

番号解答
( a , b )
( a , c )
( a , d )
( b , c )
( c , d )
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(第12問)
医薬品の有効成分の吸収に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。

a) 一般に、消化管からの吸収は、消化管が積極的に医薬品の成分を取り込むのではなく、濃度の高い方から低い方へ受動的に拡散していく現象である。

b) 坐剤は、肛門から医薬品を挿入することにより、直腸内で溶解させ、薄い直腸内壁の粘膜から有効成分を吸収させるというものである。

c) 皮膚吸収の場合、血液中に移行した有効成分は、肝臓で代謝を受けた後に血流に乗って全身に分布する。

番号abc
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(第13問)
医薬品の有効成分の吸収、代謝及び排泄に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。

a) 経口投与後、消化管で吸収された有効成分は、消化管の毛細血管から血液中へ移行する。

b) 循環血液中に移行した有効成分は、主として肝細胞の薬物代謝酵素によって代謝を受ける。

c) 循環血液中に存在する有効成分の多くは、未変化体又は代謝物の形で腎臓から尿中に排泄される。

番号abc
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(第14問)
医薬品の剤型に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。

a) クリーム剤は、一般的には、適用部位を水から遮断したい場合に用いる。

b) 顆粒剤は、粒の表面がコーティングされているものもあるので、噛み砕かずに水などで食道に流し込む。

c) チュアブル錠とは、口の中で舐めたり噛み砕いたりして服用する剤型であり、水なしでも服用できる。

番号abc
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(第15問)
ショック(アナフィラキシー)に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。

a) ショックは、生体異物に対する遅延型のアレルギー反応の一種である。

b) ショック(アナフィラキシー)は、医薬品の場合、以前にその医薬品によって蕁麻疹等のアレルギーを起こしたことがある人で起きる可能性が高い。

c) ショック(アナフィラキシー)は、一旦発症すると病態は急速に悪化することが多く、適切な対応が遅れるとチアノーゼや呼吸困難等を生じ、致命的な転機をたどることがある。

番号abc
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(第16問)
皮膚粘膜眼症候群(スティーブンス・ジョンソン症候群)及び中毒性表皮壊死融解症(TEN)に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。

a) スティーブンス・ジョンソン症候群とTENは、いずれも原因医薬品の使用開始後1ヶ月以上経ってから起こることがある。

b) スティーブンス・ジョンソン症候群は発症機序が明確であり、発症と関連がある医薬品の種類も限られているため、発症の予測は容易である。

c) TENは、ライエル症候群とも呼ばれる。

番号abc
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(第17問)
医薬品の使用により生じる肝障害及び偽アルドステロン症に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。

a) 軽度の肝障害の場合、自覚症状がなく、健康診断等の血液検査(肝機能検査値の悪化)で初めて判明することが多い。

b) 偽アルドステロン症とは、体内にカリウムと水が貯留し、体から塩分(ナトリウム)が失われることによって生じる病態である。

c) 偽アルドステロン症は、病態が進行すると、筋力低下、起立不能、歩行困難、痙攣等を生じる。

番号abc
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(第18問)
消化器系に現れる医薬品の副作用に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。

a) 消化性潰瘍では、胃もたれ、食欲低下、胸やけ、吐きけ、胃痛、空腹時にみぞおちが痛くなる、消化管出血に伴って糞便が黒くなるなどの症状が現れる。

b) 消化性潰瘍は、自覚症状が乏しい場合もあり、貧血症状(動悸や息切れ等)の検査時や突然の吐血・下血によって発見されることもある。

c) イレウス様症状は、小児や高齢者のほか、普段から便秘傾向のある人は、発症リスクが高い。

番号abc
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(第19問)
呼吸器系に現れる医薬品の副作用に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。

a) 間質性肺炎を発症すると、肺胞と毛細血管の間のガス交換率が低下して血液に酸素を十分に取り込むことができず、体内は低酸素状態となる。

b) 喘息は、原因となる医薬品の使用後、短時間(1時間以内)のうちに鼻水・鼻づまりが現れ、続いて咳、喘鳴及び呼吸困難を生じる。

c) これまでに医薬品(内服薬に限らない)で喘息発作を起こしたことがある人は重症化しにくい。

番号abc
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(第20問)
次は、目に現れる医薬品の副作用に関する記述である。( a )、( b )、( c )にあてはまる字句として、正しい組み合わせはどれか。

 抗コリン作用を有する( a )を配合した医薬品を使用した場合、眼圧が上昇する急性( b )発作を発症し、眼痛や眼の充血、急激な視力低下を生じることがある。その他、医薬品によっては、( c )による異常な眩しさや目のかすみ等の副作用が現れることがある。

番号abc
フルスルチアミン塩酸塩緑内障散瞳
フルスルチアミン塩酸塩白内障縮瞳
ブチルスコポラミン臭化物白内障散瞳
ブチルスコポラミン臭化物緑内障散瞳
ブチルスコポラミン臭化物緑内障縮瞳
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