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登録販売者試験対策合格NAVI

2013年度 大阪府 登録販売者試験
午前 3章 主な医薬品とその作用

(第1問)
かぜ薬に配合される成分とその作用の関係が正しいものの組み合わせはどれか。

a) 成分:ノスカピン
 作用:鎮咳作用

b) 成分:塩化リゾチーム(リゾチーム塩酸塩)
 作用:抗炎症作用

c) 成分:塩酸プソイドエフェドリン(プソイドエフェドリン塩酸塩)
 作用:鎮静作用

d) 成分:リン酸コデイン(コデインリン酸塩)
 作用:去痰作用

番号解答
( a , b )
( a , d )
( b , c )
( b , d )
( c , d )
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(第2問)
かぜ薬に配合される成分に関する次のa~cの記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。

a) かぜの時に消耗しやすいビタミン又はビタミン様物質を補給することを目的として、アスコルビン酸やリボフラビンが配合されている場合がある。

b) ケイ酸アルミニウムは、発熱や痛みを和らげることを目的として用いられる。

c) トラネキサム酸は、凝固した血液を分解されにくくする働きがある。

番号abc
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(第3問)
次の記述に該当する解熱鎮痛成分はどれか。

 主として中枢性の作用によって解熱・鎮痛をもたらすと考えられており、抗炎症作用は期待できない。その分、他の解熱鎮痛成分のような胃腸障害は比較的少ないとされ、空腹時に服用できる製品もある。

番号解答
グアイフェネシン
アスピリン
アセトアミノフェン
塩酸ジセチアミン
イブプロフェン
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(第4問)
次のa~cの記述は鎮痛の目的で用いられる漢方処方製剤について述べたものである。該当するものの正しい組み合わせはどれか。

a) 下肢の痙攣性疼痛(いわゆる『足がつる』症状やこむらがえり)、急な腹痛や胃痙攣の痛み等のような、急激に起こる筋肉の痙攣を伴う疼痛に適すとされる。

b) 関節痛、神経痛に適すとされるが、のぼせが強く赤ら顔で体力が充実している人では、動悸、のぼせ、ほてり等の副作用が現れやすい等、不向きとされる。

c) みぞおちが膨満して手足が冷えやすい人における、頭痛及び頭痛に伴う吐き気、しゃっくりに適するとされる。

番号abc
芍薬甘草湯安中散呉茱萸湯
当帰芍薬散桂枝加朮附湯呉茱萸湯
当帰芍薬散桂枝加朮附湯清上防風湯
芍薬甘草湯桂枝加朮附湯呉茱萸湯
芍薬甘草湯安中散清上防風湯
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(第5問)
眠気を促す薬に配合される成分に関する次のa~cの記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。

a) ブロムワレリル尿素については、胎児障害の可能性があるため、妊婦又は妊娠していると思われる女性は使用を避けることが望ましい。

b) 抗ヒスタミン成分を主薬とする催眠鎮静薬は、睡眠改善薬として、慢性的に不眠症状がある人を対象としたものである。

c) 塩酸ジフェンヒドラミン(ジフェンヒドラミン塩酸塩)は、催眠鎮静薬以外の医薬品にも配合されていることがあるので、これらの成分を含有する医薬品や、他の催眠鎮静薬が併用されると、効き目が増強されるおそれがある。

番号abc
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(第6問)
眠気防止薬に関する次のa~cの記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。

a) かぜ薬やアレルギー用薬などを使用したことによる眠気を抑えるために、眠気防止薬を使用するのは適切ではない。

b) 成長期にある小児の発育には睡眠が重要であり、眠気防止薬に小児向けの製品はない。

c) 細菌やウイルス等に感染した時に生じる眠気は、生体防御の重要な一端を担っている生理的反応であり、そのようなときに眠気防止薬を使用して睡眠を妨げると、病気の治癒を遅らせるおそれがある。

番号abc
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(第7問)
鎮暈薬(乗り物酔い防止薬)に関する次のa~cの(  )にはいる字句の正しい組み合わせはどれか。なお、同じ記号の( )には同じ字句が入る。

 抗ヒスタミン成分は、( a )にある嘔吐中枢への刺激や内耳の( b )における自律神経反射を抑える作用を示す。また、抗ヒスタミン成分は( c )作用を示すものが多いが、( c )作用も乗物酔いによるめまい、吐き気等の防止・緩和に寄与すると考えられている。

番号abc
延髄前庭抗コリン
脊髄蝸牛抗コリン
脊髄前庭抗コリン
脊髄蝸牛抗アドレナリン
延髄前庭抗アドレナリン
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(第8問)
小児鎮静薬に用いられる漢方処方製剤のうち、構成生薬としてカンゾウを含まない製剤はどれか。

番号解答
桂枝加竜骨牡蠣湯(けいしかりゅうこつぼれいとう)
柴胡加竜骨牡蠣湯(さいこかりゅうこつぼれいとう)
抑肝散加陳皮半夏(よくかんさんかちんぴはんげ)
抑肝散(よくかんさん)
小建中湯(しょうけんちゅうとう)
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(第9問)
次の鎮咳去痰薬に含まれる成分とその配合目的に関する次のa~cの記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。

a) 成分:リン酸ジメモルファン(ジメモルファンリン酸塩)
 目的:延髄の咳嗽中枢に作用し、咳を抑える

b) 成分:塩酸ブロムヘキシン(ブロムヘキシン塩酸塩)
 目的:口腔内及び咽頭部を局所的に殺菌消毒する。

c) 成分:無水カフェイン
 目的:気道粘膜からの分泌を促進し、痰の切れを良くする。

番号abc
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(第10問)
鎮咳去痰薬に配合される成分に関する次のa~cの記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。

a) デキストロメトルファン臭化水素酸塩水和物は、交感神経系を刺激して気管支を拡張させる作用を示し、呼吸を楽にして咳や喘息の症状を鎮めることを目的として用いられる。

b) 去痰成分は、気道粘膜からの分泌を促進する作用を示すものと、痰の中の粘性蛋白質に作用してその粘り気を減少させるものの2つに大別される。

c) 自律神経系を介さずに気管支の平滑筋に直接作用して弛緩させ、気管支を拡張させる成分として、塩酸メトキシフェナミン(メトキシフェナミン塩酸塩)がある。

番号abc
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(第11問)
口腔咽喉薬・うがい薬(含嗽薬)及びそれらに配合される成分に関する次のa~cの記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。

a) 妊娠中に摂取されたヨウ素の一部は胎盤関門を通過して胎児に移行するため、長期間に渡って大量に使用された場合には、胎児にヨウ素の過剰摂取による甲状腺機能障害を生じるおそれがある。

b) グルコン酸クロルヘキシジンが配合された含嗽薬は刺激が少ないので、口腔内に傷やひどいただれのある人にも、安心して使用することができる。

c) 含嗽薬の使用後すぐに食事を摂ると、殺菌消毒効果が薄れやすい。

番号abc
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(第12問)
次のa~cの記述は胃の薬に配合される成分について述べたものである。該当するものの正しい組み合わせはどれか。

a) ミカン科キハダの樹皮で、苦味による健胃作用を期待して用いられる。

b) クスノキ科のシナニッケイ又はその他同属植物の樹皮及び周皮の一部を除いたものを用いた生薬で、香りによる健胃作用を期待して用いられる。

c) 胆汁の分泌を促す作用(利胆作用)があるとされ、消化を助ける効果を期待して用いられる。

番号abc
ケイヒゲンチアナウルソデオキシコール酸
ケイヒオウバクウルソデオキシコール酸
オウバクケイヒウルソデオキシコール酸
オウバクゲンチアナスクラルファート水和物
ゲンチアナケイヒスクラルファート水和物
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(第13問)
ビサコジルに関する次のa~cの(  )にはいる字句の正しい組み合わせはどれか。なお、同じ記号の( )内には同じ字句が入る。

 ビサコジルは、特に( a )のうち( b )や直腸の粘膜を刺激して、排便を促すと考えられている。また、( b )での水分の吸収を抑えて、糞便のかさを増大させる働きもあるとされる。腸溶製剤の場合、胃内のビサコジルが溶け出すおそれがあるため、服用前後1時間以内は精算成分を含む胃腸薬の服用や( c )の摂取を避けることとされている。

番号abc
小腸空腸牛乳
小腸回腸レモン汁
大腸回腸牛乳
大腸結腸レモン汁
大腸結腸牛乳
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(第14問)
胃の薬に用いられる次のa~cの成分のうち、止瀉成分として配合されているものの正しい組み合わせはどれか。

a) ピコスルファートナトリウム

b) 次硝酸ビスマス

c) タンニン酸アルブミン

d) ジオクチルソジウムスルホサクシネート(DSS)

e) 塩化ベルベリン

番号解答
( a , b , c )
( a , b , d )
( a , d , e )
( b , c , e )
( c , d , e )
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(第15問)
胃腸鎮痛鎮痙薬及びそれに配合される成分に関する次のa~cの記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。

a) 抗コリン作用を有する成分を含有する医薬品どうしが併用された場合、抗コリン作用が増強され、目のかすみや異常なまぶしさ、眠気、口渇、下痢等の副作用が現れやすくなる。

b) ブチルスコポラミン臭化物は、自律神経系を介した作用ではなく、消化管の平滑筋に直接働いて胃腸の痙攣を鎮める作用を示すとされ、胃液分泌を抑える作用は見出されない。

c) 胃腸鎮痛鎮痙薬に配合されている成分は、胃腸以外に対する作用を示すものがほとんどであり、複数の胃腸鎮痛鎮痙薬が併用された場合、泌尿器系や循環器系、精神神経系などに対する作用(副作用)が現れやすくなる。

番号abc
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(第16問)
浣腸薬に関する次のa~cの記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。

a) 薬液を注入した後すぐに排便を試みると、薬液のみが排出されて効果が十分得られないことから、便意が強まるまでしばらく我慢する。

b) グリセリンが配合された浣腸薬が、肛門や直腸の粘膜に損傷があり出血しているときに使用されると、赤血球の破壊(溶血)を引き起こすおそれがある。

c) 炭酸水素ナトリウムは、浸透圧の差によって腸管壁から水分を取り込んで直腸粘膜を刺激し、排便を促す効果を期待して用いられる。

番号abc
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(第17問)
強心薬に関する次の記述に該当する成分はどれか。

 ヒキガエル科のシナヒキガエル又はヘリグロヒキガエルの毒腺の分泌物を集めたもので、微量で強い強心作用を示す。皮膚や粘膜に触れると局所麻酔作用を示し、この成分が配合された丸薬、錠剤等の内服固形製剤は、口中で噛み砕くと舌等が麻痺することがあるため、噛まずに服用することとされている。

番号解答
センソ
ジャコウ
ゴオウ
ロクジョウ
リュウノウ
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(第18問)
高コレステロール改善薬に用いられる成分に関する次のa~cの記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。

a) 大豆油不鹸化物(ソイステロール)、ポリエンホスファチジルコリン(大豆から抽出・精製したレシチンの一種)等はいずれも脂溶性物質であるため、悪心(吐き気)、胃部不快感、胸やけ、下痢等の消化器系の副作用が現れることがある。

b) ビタミンE(酢酸トコフェロール)は、コレステロールから過酸化脂質の生成を抑えるほか、末梢血管における血行を促進する作用があるとされる。

c) リボフラビンの摂取によって尿が黄色くなった場合は、使用を中止し、医療機関を受診するよう促すべきである。

番号abc
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(第19問)
次のa~cの(  )にはいる字句の正しい組み合わせはどれか。

 鉄分は、( a )が酸素を運搬する上で重要な( b )の産生に不可欠なミネラルである。鉄分の摂取不足が生じても、初期には貯蔵鉄(( c  )等に蓄えられている鉄)や血清鉄(( b )を産生するために、貯蔵鉄が( a )へと運ばれている状態)が減少するのみで( b )量自体は変化せず、ただちに貧血の症状は現れない。しかし、持続的に鉄が欠乏すると、( b )が減少して貧血症状が現れる。

番号abc
血小板ビリルビン肝臓
血小板ヘモグロビン脾臓
赤血球ヘモグロビン肝臓
赤血球ヘモグロビン脾臓
赤血球ビリルビン脾臓
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(第20問)
次のa~dの記述について、正しいものの組み合わせはどれか。

a) ユビデカレノンは、軽度な心疾患により日常生活の身体活動を少し超えたときに起こる動悸、息切れ、むくみの症状に用いられる。

b) ルチンは別名コエンザイムQ10とも呼ばれるビタミン様物質の一種で、高血圧等における毛細血管の補強、強化の効果を期待して用いられる。

c) ヘプロニカートは、末梢の血液循環を改善する作用を示す。

d) 七物降下湯(しちもつこうかとう)は、比較的体力があり、のぼせ気味で、顔面紅潮し、精神不安で、便秘の傾向のある人における、高血圧に伴う諸症状、鼻血、痔出血、便秘、更年期障害、血の道症に適すとされる。

番号解答
( a , b )
( a , c )
( b , c )
( b , d )
( c , d )
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(第21問)
外用痔疾用薬に用いられる成分とその作用に関する次のa~cの関係の正誤について、正しい組み合わせはどれか。

a) 成分:塩酸エフェドリン
 作用:殺菌消毒作用

b) 成分:酢酸ヒドロコルチゾン
 作用:抗炎症作用

c) 成分:アラントイン
 作用:止血作用

番号abc
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(第22問)
泌尿器用薬に関する次のa~cの(  )にはいる字句の正しい組み合わせはどれか。

 竜胆瀉肝湯(りゅうたんしゃかんとう)は、( a )、下腹部の筋肉が緊張する傾向がある人における、排尿痛、残尿感、尿の濁り、こしけ(おりもの)の症状に適すとされるが、胃腸が弱く下痢しやすい人に( b )とされる。構成生薬として( c )を含む。

番号abc
比較的体力があり不向きブシ
比較的体力があり不向きカンゾウ
比較的体力があり適するブシ
疲れやすく不向きカンゾウ
疲れやすく適するブシ
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(第23問)
婦人薬及び婦人薬に配合される成分に関する次のa~cの記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。

a) エストラジオールは、長期連用により血栓症を生じるおそれがある。

b) センキュウはセリ科のセンキュウの根茎であり、血行を改善し、血色不良や冷えの症状を緩和する。

c) 五積散(ごしゃくさん)は、慢性に経過し、症状の激しくない胃腸炎、腰痛、神経痛、関節痛、月経痛、頭痛、冷え症、更年期障害、感冒に適するとされるが、体の虚弱な人、胃腸の弱い人、発汗傾向の著しい人では、不向きとされる。

番号abc
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(第24問)
アレルギー用薬に配合される成分に関する次のa~cの記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。

a) 鼻炎用内服薬において、アドレナリン作動成分は主に、交感神経系を刺激して鼻粘膜の血管を拡張させることによって、鼻粘膜の充血や腫れを和らげる目的で配合される。

b) 赤血球から遊離したヒスタミンが受容体と反応するのを妨げることにより、ヒスタミンの働きを抑える作用を示す成分(抗ヒスタミン成分)として、メキタジン等がある。

c) 鼻炎用内服薬では、鼻腔内の粘液分泌腺からの粘液の分泌を抑えるとともに、鼻腔内の刺激を伝達する副交感神経系の働きを抑えることによって、鼻汁分泌やくしゃみを抑えることを目的として、ベラドンナが配合されている場合がある。

番号abc
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(第25問)
アレルギー用薬に配合される成分とその作用の関係が正しいものの組み合わせはどれか。

a) 成分:塩酸ジフェンヒドラミン(ジフェンヒドラミン塩酸塩)
 作用:抗ヒスタミン作用

b) 成分:グリチルリチン酸
 作用:抗コリン作用

c) 成分:ヨウ化イソプロパミド
 作用:抗炎症作用

d) 成分:塩酸メチルエフェドリン(メチルエフェドリン塩酸塩)
 作用:アドレナリン作動成分

番号解答
( a , b )
( a , c )
( a , d )
( b , d )
( c , d )
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(第26問)
次の鼻炎用点鼻薬に含まれる成分とその作用の関係が正しいものの組み合わせはどれか。

a) 成分:塩酸ナファゾリン(ナファゾリン塩酸塩)
 作用:くしゃみや鼻汁等の症状を緩和する

b) 成分:マレイン酸クロルフェニラミン(クロルフェニラミンマレイン酸塩)
 作用:鼻粘膜の血管を拡張させる

c) 成分:塩酸リドカイン(リドカイン塩酸塩)
 作用:鼻粘膜の過敏性や痛みや痒みを抑える

d) 成分:塩化ベンゼトニウム(ベンゼトニウム塩化物)
 作用:細菌による二次感染を防止する

番号解答
( a , b )
( a , c )
( a , d )
( b , c )
( c , d )
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(第27問)
眼科用薬及び眼科用薬に配合される成分に関する次のa~cの記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。

a) 点眼の際には、容器の先端を眼瞼(まぶた)につけて、薬液が確実に目の中に入るように注意しながら、1滴ずつ正確に点眼することとされている。

b) 塩酸エフェドリン(エフェドリン塩酸塩)は、緑内障と診断された人では、眼圧の上昇をまねき、緑内障を悪化させたり、その治療を妨げるおそれがある。

c) メチル硫酸ネオスチグミン(ネオスチグミンメチル硫酸塩)は、アセチルコリンの働きを抑えることで、目の調節機能を改善する効果を目的として配合される。

番号abc
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(第28問)
眼科用薬に配合される成分に関する次のa~cの記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。

a) コンドロイチン硫酸ナトリウムは、自律神経系の伝達物質の産生に重要なビタミン成分であり、目の調節機能の回復を促す効果がある。

b) 結膜や角膜の乾燥を防ぐことを目的として、ビタミンB12(シアノコバラミン)が用いられる。

c) 細菌感染(ブドウ球菌や連鎖球菌)による結膜炎やものもらい(麦粒腫)、眼瞼炎などの化膿性の症状の改善を目的として、サルファ剤が用いられる。

番号abc
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(第29問)
皮膚に用いる薬に配合される成分に関する次のa~cの記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。

a) ステロイド性抗炎症成分は、広範囲に生じた皮膚症状や、慢性の湿疹・皮膚炎の緩和を目的とするものであり、体の一部分に生じた湿疹・皮膚炎等の一時的な皮膚症状には使用しない。

b) ステロイド性抗炎症成分は、末梢組織の免疫機能を低下させる作用を示すので、水痘(水疱瘡)、みずむし、たむし等又は化膿している患部の症状を悪化させる恐れがあり、使用を避ける必要がある。

c) 非ステロイド性抗炎症成分であるケトプロフェンは、まれに重篤な副作用として、アナフィラキシー様症状、接触性皮膚炎、光線過敏症を生じることがある。

番号abc
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(第30問)
皮膚に用いる薬に関する次のa~cの記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。

a) イオウは、角質軟化作用を示し、併せて抗菌、抗真菌作用も期待され、にきび用薬に配合されている場合がある。

b) 塩化カルプロニウム(カルプロニウム塩化物)は、末梢組織(適用局所)においてアセチルコリンに類似した作用(コリン作用)を示し、頭皮の血管を拡張、毛根への血行を促すことによる発毛効果を期待して用いられる。

c) 硝酸オキシコナゾールは、皮膚糸状菌の細胞膜を構成する成分の産生を妨げたり、細胞膜の透過性を変化させることにより、その増殖を抑える。

番号abc
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(第31問)
歯槽膿漏薬に配合される成分に関する次のa~cの記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。

a) 炎症を起こした歯周組織からの出血を抑えることを目的として、塩化セチルピリジニウム(セチルピリジニウム塩化物)、グルコン酸クロルヘキシジンが配合されている場合がある。

b) 歯周組織の炎症を和らげることを目的として、グリチルリチン酸二カリウム、グリチルレチン酸が配合されている場合がある。

c) 歯肉炎での細菌の繁殖を抑える作用を期待して、カルバゾクロムが配合されている。

番号abc
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(第32問)
口内炎及び口内炎用薬に配合される成分に関する次のa~cの記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。

a) 口腔粘膜の組織修復を促す作用を期待して、アズレンスルホン酸ナトリウム(水溶性アズレン)が配合されている場合もある。

b) 口内炎や舌炎は、通常であれば1~2週間で自然観会するが、一度に複数個所に発生して食事に著しい支障を来すほどの状態であれば、医療機関を受診することが望ましい。

c) 口内炎は栄養摂取の偏り、ストレスや睡眠不足などが要因であり、ウイルスによる感染や医薬品の副作用によって生じることはない。

番号abc
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(第33問)
禁煙補助剤に関する次のa~cの記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。

a) 咀嚼剤は禁煙達成を早めるために、1度に2個以上使用することが望ましい。

b) 喫煙を完全にやめたうえ使用することとされている。

c) 咀嚼剤は噛むことにより、口腔内でニコチンが放出され、そのニコチンが口腔粘膜から吸収されて循環血液中に移行する。

番号abc
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(第34問)
ビタミン成分に関する次のa~dの記述について、正しいものの組み合わせはどれか。

a) ビタミンEは、目の乾燥感、夜盲症(とり目)の症状を緩和する作用がある。

b) ビタミンDは、腸管でのカルシウム吸収及び尿細管でのカルシウム再吸収を促して、骨の形成を助ける栄養素である。

c) ビタミンCは、炭水化物からのエネルギー産生に不可欠な栄養素で、神経の正常な働きを維持する作用がある。

d) ビタミンB2は、脂質の代謝に関与し、皮膚や粘膜の機能を正常に保つために重要な栄養素である。

番号解答
( a , b )
( a , d )
( b , c )
( b , d )
( c , d )
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(第35問)
漢方処方製剤に関する次のa~cの記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。

a) 患者の証(体質及び症状)に基づく考え方とは、体質を虚証と実証とに分類し、それに応じて処方を選択する考え方である。

b) 陰陽五行説は、人体の臓器を五臓六腑に分け、それぞれの臓器が相互に作用し合って生体のバランスを取っている、という考え方に基づいて処方を選択する考え方である。

c) 漢方薬は一般に作用が穏やかで、副作用が少なく、重篤な副作用は起きない。

番号abc
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(第36問)
次の記述に該当する生薬はどれか。

マメ科のクズの根を用いた生薬で、解熱、鎮痙等の作用を期待して用いられる。

番号解答
ボウフウ
ブクリョウ
カッコン
ブシ
レンギョウ
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(第37問)
消毒薬に関する次のa~cの記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。

a) エタノールは、アルコール分が微生物の蛋白質を変性させ、結核菌を含む一般細菌類、真菌類、ウイルスに対する殺菌消毒作用を示す。

b) クレゾール石鹸液は、結核菌を含む一般細菌類、真菌類、ウイルスに対して比較的広い殺菌消毒作用を示す。

c) 次亜塩素酸ナトリウムやサラシ粉などの塩素系殺菌消毒成分は、有機物の影響を受けやすいので、殺菌消毒の対象物を洗浄した後に使用した方が効果的である。

番号abc
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(第38問)
殺虫剤に配合される成分とその分類の関係が誤っているものはどれか。

番号解答
ジクロボス・・・有機リン系
メトキサジアゾン・・・オキサジアゾール系
プロポクスル・・・カーバメイト系
オルトジクロロベンゼン・・・有機塩素系
フェニトロチオン・・・ピレスロイド系
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(第39問)
尿糖・尿蛋白検査薬に関する次のa~cの記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。

a) 採尿の仕方としては、出始めの尿を採取することが望ましい。

b) 尿蛋白の場合、原則として早朝尿(起床直後の尿)を検体とする。

c) 通常、尿は弱酸性であるが、食事その他の影響で中性~弱アルカリ性に傾くと、正確な検査結果が得られなくなることがある。

番号abc
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(第40問)
妊娠検査薬に関する次のa~cの記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。

a) 一般的な妊娠検査薬は、月経予定日を過ぎて概ね1週目以降の検査が推奨されている。

b) 尿中のヒト絨毛性性腺刺激ホルモン(hCG)の検出反応は、hCGと特異的に反応する抗体や酵素を用いた反応である為、温度の影響を受けない。

c) 子宮外妊娠や胞状奇胎などを生じている場合には、妊娠しているにもかかわらず検査結果が陰性となることがある。

番号abc
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